シオクグ |
カヤツリグサ科 スゲ属 |
全国の海岸近くの泥質地などに生える多年草で、高さは30−60センチ。葉は硬く細く、断面は三角形。 花期は春から初夏。小穂は3〜4個で、上部は雄花の集まりで、下部は雌花の集まりである。茎頂に雄小穂、茎の中ほどに雌小穂を数個付け、小穂は夏に熟する。 〜徒然想〜 満潮時にはここまで潮が上がってくるのだろうか。海岸線よりだいぶ離れた道ばたにも群生していました。茎は堅そうで、まっすぐ整然と立ち上がっていました。名前はシオクグ、カヤツリグサ科の塩生植物です。 シオが名に付くことから海辺に生えることは分かりますが、クグの意味が分かりません。ネットで調べると、クグは古来からの名称で意味は不明である、とあっさり片付けられていました。 海岸線にも群生がみられました。こちらはさすがに波に押されるのでしょう。すっかり倒れていました。 −同じ科の植物− |
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2009.10.25 千葉県 |
2009.10.25 千葉県 | ||
2009.10.25 千葉県 |