スイバ

タデ科 ギシギシ属

野や人家付近にふつうに生える多年草で、高さ1メートルほどになる。全体に赤みを帯びる。葉は長楕円状披針形で、下部の葉は有柄で、上部の葉は茎を抱く。
雌雄異株で、花は茎頂に円錐状の総状花序となり、直径3ミリほどの花を多数付ける。雌花は花が終わると内花被片が翼状に広がり果実を包む。花期は4〜7月。日本全土に分布する。

〜徒然想〜

どこにでも普通に生えますが、ここでは田圃の整地されたあぜ道にポツンと残り、面白い風情です。まるで、このスイバだけをわざわざ残して草刈りされたようです。
雑草として知られるスイバですが、仲間はいくつかあり、野や海岸にはヒメスイバ、山にはタカネスイバジンヨウスイバが生えます。

思えば、この花を丁寧に撮ったことはありません。通りすがりに、記念撮影するだけです。
近年になって、葉の特徴などを撮り始めましたが、想い入れのない撮影は、いい写真が残せません。

−同じ科の植物−
2007.6.2 新潟県佐渡市
  2011.5.16 千葉県  
 2023.4.11 東京都八王子市   2023.4.11 東京都八王子市 
 
 2023.4.11 東京都八王子市
雌花 果実になりかけている
  2022.4.16 栃木県
雄花
 
 
 2023.4.11 東京都八王子市
下部は有柄
   2011.5.16 千葉県
果実