スズメノトウガラシモドキ
 → クチバシグサ

スズメノトウガラシモドキ

     ゴマノハグサ科 アゼトウガラシ属
 
2007.9.9 沖縄本島   2015.12.19  沖縄県

やや湿った場所に生える1年草で、高さ20センチほどになるが、茎は匍匐しマット状に広がり、先でよく分枝し斜上する。葉は対生し、楕円形〜広楕円形、長さ1〜5センチ、縁には細鋸歯がある。
花は2〜4対生し、花冠は淡紅白色又は淡紅紫色で円筒形、長さ7ミリほど。


〜徒然想〜

やんばるの森からの帰り道は雨でした。
足下には雨に叩かれ地面に貼りつく葉が続きます。案内人は、“これはスズメの何とかという花なんです!”と言いながら名を思い出そうとするが、なかなか出てこないようでした。
無理もありません。調べると長々しい名前がありました。
私も次にこの花を教えるときは、“スズメの何とか”という名を教えることになりそうです。
やや紫がかった白い花が、少し咲き残っていました。

上記は、当初スズメノトウガラシモドキとされていましたが、後日修正されクチバシグサとされました。
クチバシグサは匍匐枝の節から根を出し広がるようです。
とはいえ、雨の中の帰り道ではそれを確認する余裕がありませんでした。

2015年に撮影したものがスズメノトウガラシモドキではないかと話し合いましたが、いずれも両者の違いをきちんと観察しないままですので、宿題です。

-同じ科の植物-

  2007.9.9 沖縄本島   
2015.12.19  沖縄県 2015.12.19  沖縄県