タカサゴサギソウ

ラン科 ムカゴトンボ属

ふつう日当たりのよい湿地に生える多年草で、高さは10〜25センチ。葉は根元に付きロゼッタ状。茎葉は茎に圧着する。
花は淡黄緑色、唇弁は十字形に3裂し、中裂片は長い舌状、側裂片は糸状。花期は10〜3月。屋久島〜沖縄県に分布する。
環境庁絶滅危惧IB類

〜徒然想〜

こんなさりげない並木道の脇に貴重なランが咲くとは、さすがに沖縄です。きれいに刈り込み整備された道脇のほぼ垂直な壁に沢山付いていました。

1年ほど前、沖縄の山中で、たった1株見つけて(花は終わていた)、想いが残っていた花です。
それが、こんなに沢山〜目移りしながら夢中で撮影です。
気が付けば、残るは私だけ。はっとして車に駆け戻り、早めの飛行機で東京に帰るYさんを見送ります。

−同じ科の植物−
2008.10.19 沖縄県本島(画像にポインターをおいて下さい)
2008.10.19 沖縄県本島
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