フタリシズカ

センリョウ科 ヒトリシズカ属

 
2006.5.20 東京都高尾山   2006.5.20 東京都高尾山


低山地の林内などに生える多年草で、高さは30〜60センチ。葉は茎の上部に2〜3対がやや離れて対生し、楕円形〜卵状楕円形、先は尖り、縁には尖った鋸歯がある。質は薄く、無毛。
花は茎頂や葉腋から1〜5本の穂状花序を付け、長さ2〜6センチ。花弁はなく、短い花糸が内側に曲がって雌しべと葯を包む。果実は核果で、長さ3ミリほどの広倒卵形、熟しても緑色。花期は4〜6月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

ヒトリシズカに比べると、山で出逢っても感動を覚えません。能の「二人静」に由来するようですが、ピンときません。自分が、まだまだ風情がない人間だということでしょう。
この花は花弁や萼はなく花状の白い花糸を付けた穂を葉の上に出します。
穂はフタリシズカだからといって2本に限らず1〜5本出すこともあります。
気乗りのしない花だったせいか、いい画像がありません。
ネットなどで調べてみると、雌しべや葯の様子など、なかなか面白そうです。次の出逢いではスキップすることなく、花をしっかり観察してみることにします。

穂状花序をじっくり観察し撮影してみましたが、花糸の内側はうまく撮れませんでした。

−同じ科の植物−


 
   2006.5.20 東京都高尾山  
     
2003.5.17 東京都調布市
2024.5.24 静岡県 2024.5.24 静岡県
花弁、萼はありません 白いものは花糸で、3個が椀状に曲がって雌しべと葯を包みます
花糸の内側に子房、柱頭、葯があるのですが、撮影できていませんでした
  
2024.6.27 東京都調布市 2024.6.27 東京都調布市
果実は横倒しになったり、葉の下に隠れたりします 長さ3ミリほどで熟しても緑色です