ゴゼンタチバナ

ミズキ科 ゴゼンタチバナ属

亜高山帯の針葉樹林下に生える常緑の多年草。高さ5〜20センチ。花弁状の総苞片はふつう白色で、ときに緑色のものがみられる。
花は小さく、頭状に集まり10〜35個ほどあり、緑白色。石果は球形で、赤く熟す。本州中部以北〜北海道、稀に奈良県、愛媛県に分布する。
白山の主峰“御前峰”と秋に付ける赤い実がカラタチバナの実に似ることから、名が由来する。

亜高山の樹林帯では必ずと言っていいほど出逢え、登山者を見送ってくれる。何度この花に励まされ歩を進めたことか。
時々見られる群生は見事。葉が6枚以上になると花を付けるようになる。だから、まだ4枚の葉をつけ花のない子達をみると、“来年だよ!”と、音のない声をかける。

八ヶ岳に行ってきました。写真を追加します。中に未だ白くなりきらない緑花(萼)品が多くありました。これから白く大きくなるのか、このまま緑なのかは不明です。
尾根に出ると、葉が妙にしわしわで細長いゴゼンタチバナにも出逢いました。

2002.9.1 長野県八ヶ岳
2005.6.25 常念岳
2003.10.4 長野県北八ヶ岳
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery