キンコウカ

ユリ科 キンコウカ属

亜高山〜高山帯の湿った地に生える多年草で、高さは15〜60センチ。ときに群生する。根出葉は剣状線形。
花茎は根出葉の中心からのび、総状花序に黄色い花を付ける。花期は7〜8月。北海道、東北・関東北部、中部地方の日本海側、近畿に分布する。

〜徒然想〜

写真を見ても、なかなか大きさまでは分かりません。この花はせいぜい高さが40センチほど、多くはもっと低いものに出逢えます。

群生すると、それは見事で、黄色い世界を作ります。
草原の草の間に、ぽつりぽつりと頭を出すのも、風情があります。

穂状の花の一つ一つは鋭い星形状で、6枚の花弁を付けます。その花弁を光の筋に見立て、“金光花”の名が付いています。

−同じ科の植物−

2005.7.23 長野県八方尾根
   2005.7.23 長野県八方尾根  
 2011.7.11 長野県    2011.7.11 長野県
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