ミツガシワ

ミツガシワ科 ミツガシワ属


水位変動の少ない水湿地や浅い沼の中などに生える多年草で、高さは20〜40センチ。根茎は太く泥中に這い、所々から根出葉を出して水面から上に展葉する。根出葉は3小葉からなり、卵状楕円形〜菱形楕円形、厚くて先は鋭い。
花は総状花序に付き、花冠は漏斗状で白色〜淡紫色、5つに中裂し、裂片の内面に毛がある。花期は4〜8月。北海道、本州、九州に分布する。


〜徒然想〜

高地の湿原などで見られることが多いですが、低地の湿原などでも見ることができます。だいぶ以前から撮影し、最近では多少の群生でも撮ることが少なくなりました。
でも、長野県親海(およみ)湿原では驚くほどの群生が見られました。さほど広いともいえない湿原ですが、全体が白で覆われ見事です。木道の座り込み、しばしその姿にみとれます。
深い緑の葉と白い花のコントラスト、背景の新緑と青い空が一層花の美しさを際立たせます。


葉を乾燥させたものは生薬で、睡菜葉(すいさいよう)という。苦味健胃薬として胃もたれや腹痛などに服用するというネット情報があります。
和名の由来は、葉が柏に似ていて小葉が3枚あることによります。

−同じ科の植物−

2005.4.17 東京都薬用植物園
 2007.6.30 群馬県尾瀬    2007.6.30 群馬県尾瀬
  
   2011.5.21 長野県親海湿原  
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