オオチゴユリ

ユリ科 チゴユリ属
   APG分類ではイヌサフラン科
 
2008.4.20  新潟県   2025.4.28  東京都八王子市

チゴユリ
に似ているが、草丈は40〜70センチで大型、上部でよく分枝する。
花被片も大きく、白色でやや緑色を帯びる。花糸と葯、子房と花柱は同長。花期は4〜6月。北海道、本州北部、関東、中部地方に分布する。

〜徒然想〜

チゴユリとは背丈や花の付き方が異なり、チゴユリと見間違うことはありません。上部でよく分枝します。
チゴユリは奥多摩や高尾の登山道の脇で頻繁に出逢えますが、オオチゴユリには出逢の機会がありませんでした。

新潟県です。これならばオオチゴユリと呼んでいいのではないでしょうか。40センチほどの背丈のものがずらりと並んでいます。
植物園で見たものよりも多少小振りのような気もしましたが、奥多摩などでよくみられるチゴユリは、せいぜい高さ20センチほど、格段に違います。
高崎の山を訪れたときは既に花が終わっていただけに、新潟県では花を複数付けている個体を探して、ワクワクの撮影になりました。

なお、茎が分枝しそれぞれに花を付けるものをエダウチチゴユリと呼びますが、分けません(上記左の画像)。

−同じ科の植物−

2025.4.28  東京都八王子市
分枝して一方は花を終えています
2025.4.28  東京都八王子市
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