サイハイラン

ラン科 サイハイラン属

山地の林下などに生える多年草で、高さは30〜50センチ。葉は長楕円形で、普通一枚付く。
花は10〜30個密生して付き、黄緑色〜紅紫色まで変化が多く、あまり開かない。花期は5〜6月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

高尾や各地でサイハイランの葉に出逢う機会が多くありました。しかし、花に出逢うことはなく、あえて探すこともしなくて、いつの間にか数年が経過していました。そろそろ本気で自生種を探さなくてはと思っていたところ、結局、出逢いは偶然になってしまいました。
例年なら、高尾から離れ信州に向かうこの時期、なぜかもう一度高尾に足が向きました。
サワハコベがこんなところにあるのかと驚いたり、山菜摘を楽しむグループと話したり、ちょっと時期をずらすだけで、新しい発見があります。そして、林道脇の草陰にサイハイランが・・・・・・。ようやく出逢えた喜びで撮影です。
山菜摘のグループが声をかけながら過ぎて行きます。

北海道ではモイワランを探していてこの花をみつけました。モイワランと見間違えるような濃い赤紫色です。

−同じ科の植物−
2008.6.1 東京都高尾山(画像にポインターをおいて下さい)
2016.6.10 北海道(画像にポインターをおいてください) 2016.5.18 東京都高尾山
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