サンシュユ ミズキ科
別名ハルコガネバナは名に相応しい。春の空気を黄色に染める。早春の花アブラチャン、ダンコウバイとともに、春告げ花である。

成熟した果実(種子を除く)は生薬で、山茱萸(さんしゅゆ)という。強壮薬、めまい、耳鳴り、インポテンツ、頻尿、老人の夜尿症などに用いる。
八味地黄丸(はちみじおうがん)は、私も腰痛で治療を受けたときに処方された漢方で、山茱萸はこの八味地黄丸に配合されている。
その他、糖尿病、動脈硬化、前立腺肥大などに有効とされている。
漢方薬は副作用がないと思われがちだが、決してそういうことではなく、繁用される八味地黄丸でさえも胃腸が弱い人、下痢をし易い人、飲んでみて食欲が減退するような人は、飲むことを中止しなければならない。
2004.2.29 東京都野川自然観察園
2006.3.12 東京都薬用植物園
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