ショウジョウバカマ

ユリ科 ショウジョウバカマ属
(APG分類 シュロソウ科)
 
 2003.6.7 黒部

山野の湿った所などに生える多年草で、高さは10〜30センチ。根出葉はロゼット状に多数付き、倒披針形。
花茎は葉の中心部から出て、茎頂に3〜10個の紅紫色から濃紫色の花が横向きに咲く。花期は4〜5月。北海道〜九州に分布する。


〜徒然想〜

もう、高山植物の象徴のような花で、早く花を咲かせる一つです。芽吹きの、雪の下からグッと頭を持ち上げる姿は可愛らしい。
また、これほど生まれた土地によって色が違うのも珍しいです。白っぽいものから、少し赤みがあるもの、そして赤が強いものまで、様々な色姿を見せてくれます。
さらに、成長とともに、その姿を変えていきます。大きくなると〜ときには40センチほどにもなります。花は終わっても、緑色の花のように残ります。

画像を見直すと、あまりいい画像が見られません。すっかり撮らなくなってしまった花ですが、撮り直したいです。

−同じ科の植物−

   2005.6.26 長野県蝶ヶ岳  
 2010.7.10 山形県    2012.4.12 岐阜県
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