シオガマギク

ゴマノハグサ科 シオガマギク属

山地の林縁や草地に生える多年草で、高さは30〜60センチ。茎はほとんど分枝せず、葉は上部で互生、下部では対生し、狭卵形、縁には重鋸歯がある。
花は紅紫色で、茎の上部の葉腋から横向きに出る。花期は8〜9月。北海道、本州、四国、九州に分布する。

〜徒然想〜

長野県車山に多く咲くこの花はトモエのように渦を巻きます。だから、ずっとトモエシオガマだと思っていました。
しかし、北岳で上の方だけに巴の花を咲かせる種を見てから、車山のこの種に疑問を持ちました。よく見ると、まだ花開いていませんが、茎の中程にも蕾のようなものがありました。
次は、はっきりとシオガマギクといえる姿を撮ることにしましょう。

出逢いは山形の地でありました。これならば、シオガマギクと呼んでいいでしょう。
ミヤマシオガマタカネシオガマヨツバシオガマキバナシオガマ、・・・・・・、シオガマと名のつく花は皆美しい。

−同じ科の植物−

2005.8.17 長野県車山
2005.8.17 長野県車山

2005.8.17 長野県車山
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