山地の渓流沿い、湿った法面などに生える多年草で、高さは２０〜３０センチ。茎は細く地を這い、先が斜上する。根生葉は卵円形〜腎円形で、長い柄があり、縁には波状の鋸歯がある。茎葉は小さくなり、三角状で粗い鋸歯がある。
花は総状花序になり、花弁は白色、直径１センチほど。果実は長角果で、長さ１〜１.５センチ。花期は３〜５月。岩手県以南〜九州に分布する。

〜徒然想〜

春真っ先に水辺に咲く小さな花です。ここ数年、花の季節を待ちわびて、ハナネコノメの撮影に裏高尾通いが続いています。
ほぼ同時に咲くのがユリワサビですが、ハナネコノメの撮影に押されて、この花の撮影はなかなか身が入りません。
あまりいい画像は残っていませんが、いくつか撮った画像のいいところ取りをして、本項を整理し直してみました。

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