アズマシライトソウ

ユリ科 シライトソウ属

 
2014.5.22 埼玉県   2014.5.22 埼玉県

山地の林下などに生える多年草で、高さは10〜30センチ。根出葉はロゼッタ状となり、葉柄が長く、長楕円形又はヘラ形。
花は花茎の先に穂状花序になる。花被片は白色で6個、上の4個は4ミリほどで、下の2個は短い。花期は5月。関東地方に分布する。


〜徒然想〜

シライトソウの変種で、上の花被片が短いこと(シライトソウは1センチほど)、葉柄が葉身より長いことなどの違いがあります。
花の形態的には一目瞭然で、花被片が短く、疎らに付きます。そのため、貧疎なシライトソウといった感じです。でも、可憐で清楚な白花です。

山を登り始めると、思いのほか早くこの花が現れました。ちょっと拍子抜けの想いがしたものの、自分の事前調査が正しかったことがうれしかったですね。
歩を進めるにしたがって、群生する姿も見られるようになりました。これを待っていたのです。してやったりの撮影タイムです。
未開花の株は多くありました。あと1週間もすれば、もっと大きな群生が見られそうです。

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   2014.5.22 埼玉県  
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