エゾチドリ |
ラン科 ツレサギソウ属 |
海岸近く〜山地の草地などに生える多年草で、高さは20〜40センチ。葉は対生状に2枚付く。 花は茎の上部に多数付き、直径2センチほど。やや緑を帯びた白色で、側萼片は横に開き、唇弁は下に垂れ下がる。距は長さ2.5センチほどで、後方にのびる。花期は7〜8月。北海道に分布する。 〜徒然想〜 薄い霧がたちこめた湿原です。遠くは霧に霞んでいます。誰もいない木道を、コツ、コツと、ちょっと心細い想いで散策を開始します。 しかし、間もなくしてツレサギソウの仲間が現れると、心細さはすっかり吹き飛び、夢中の撮影モードです。 茎は太めで、しっかりと立ち上がっています。葉は草の中で見え隠れしていますが、2枚付いているようです。 花はオオヤマサギソウのように、鳥が羽を広げた形です。 歩を進めるとポツリポツリのこの花が現れ、撮影が続きます。撮影後、気付いたときはすっかり夕暮れです。 −同じ科の植物− |
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2012.7.25 北海道 |
2012.7.25 北海道 | 2012.7.25 北海道 |