エゾオオヤマハコベ

ナデシコ科 ハコベ属

低地〜低山のやや湿った草地などに生える多年草で、高さは40〜70センチ。茎は四角で上部でよく分枝し、茂み状になる。葉は対生し柄がなく、細長い楕円形、先が尖り、両面に絹毛がある。
花は枝の先にまばらに付く。花は白色で、直径2センチほど。花弁は5枚で、多くの細かい裂片に裂ける。花期は6〜8月。北海道〜本州北部に分布する。

〜徒然想〜

原生花園や道端の草地など、各所の草地でよく見られました。
よく茂り、全体的にはやや白っぽい緑色の姿です。花は純白で、茂みの中でも多くの花が見え隠れしています。
直径は2センチほどと、ナデシコ科の花としては大きく、細かく裂けた花弁は高山に咲くミヤマミミナグサしか知りません。

エゾの地に咲くオオヤマハコベ〜北海道の地を巡り、北海道を実感した花の一つです。

−同じ科の植物−
2012.7.24 北海道
2012.7.24 北海道 2012.7.24 北海道
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