ヘラオオバコ |
オオバコ科 オオバコ属 |
ヨーロッパ原産の帰化植物で、日本全土に分布している。葉は根元に束生し、披針形、先は尖り、縁には目立たない歯牙がある。 4〜8月に、20〜70センチの花茎をのばし、長さ3〜5センチの穂状花序に密に花を付ける。花穂は円錐形、のちに円柱形となる。花は雌性先熟で、雄性期に花冠が開き、白い葯を付けた雄しべが花冠から外に長くのびる。花期は6〜8月。 〜徒然想〜 明るい陽射しの道端や土手、草原でよく見かけます。オオバコは子供の頃より見慣れているので、それとは違う姿に、つい目が止まってしまいます。トンガリ頭の帽子やスカートをはいた人形を連想してしまうことが多いですね。 5月の連休最終日は、山行のクールダウンを兼ね近所の多摩川をサイクリング+花散策をすることにしました。 5月ともなると花はかなり増え、カラスノエンドウに加えスズメノエンドウやカスマグサが散歩道の脇に群生しています。 そして、道をふさぐようにヘラオオバコが林立しています。 −同じ科の植物− |
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2010.5.5 東京都狛江市 |
2010.5.5 東京都狛江市 | 2010.5.5 東京都狛江市 |
2010.5.5 東京都狛江市 |
2020.6.2 東京都狛江市 開いた花冠は4裂する |
2020.6.2 東京都狛江市 上部は蕾〜雌性期 中部は花冠が開き雄しべが飛び出す |