キガンピ

ジンチョウゲ科 ガンピ属

山地の日当たりのよい林縁、岩場などに生える落葉低木で、高さ1〜2m。枝はよく分枝し、本年枝は無毛。樹皮ははじめ緑色、のちに褐色〜褐紫色。葉は対生し、卵状楕円形、柔らかく両面無毛で、縁は全縁。
本年枝の先に黄白色の花を数個〜10数個付ける。萼は長さ7ミリほどで筒形、先は4裂する。花期は7〜9月。本州近畿地方以西、四国、九州に分布する。

〜徒然想〜

鹿児島港よりフェリーに乗り桜島に向かいます。台風が近づいているとは思えないほどの晴天で、遠ざかる鹿児島港と近づく桜島港を眺めながら、束の間の船旅です。
乗船料は料金所で支払います。有料道路の料金所の支払いと全く同じで、まるで海の上をそのまま車で走ってきたような感覚になりました。
料金所を過ぎると真新しいまっすぐな道路が、私を誘うよう延びていました。
さあ、花旅のスタートです。

キガンピは、タカクマホトトギスの山麓に咲いていました。

−同じ科の植物−
2012.9.28 鹿児島県
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