ミドリミツモリスミレ

スミレ科 スミレ属

 
近くにはマキノスミレ、フモトスミレがみられます。  2013.4.14  群馬県   

山地の林縁、林下などに生える多年草で、高さは5〜10センチ。マキノスミレフモトスミレの自然交雑種。葉は卵状披針形で、両種の中間形。裏面は紫色を帯びる。
花は淡紅紫色で、直径1〜1.3センチ。側花弁はふつう有毛。花期は4月。本州〜九州に分布する。
フイリフモトスミレとの交雑種は、ミツモリスミレという。

〜徒然想〜

はやる想いで前年にみつけていた場所に着きましたが、残念ながら花はまだ開いていませんでした。こんなときは、ほんとにがっかりします。
花芽は沢山付いています。また来週来なければいけないな・・・、と思いながら山を下るときに画像の株をみつけました。
気持ちは一転・・・、うれしかった〜! 

淡い紅紫色の花を沢山咲かせています。親のマキノスミレやフモトスミレは、こんなに沢山の花を咲かせることはありません。親を超える子供〜理想ですね。

なお、数日後、奥多摩で本種と思われる個体をみつけました。以前よりここにあるとの情報を頂きながら、なかなか側弁に毛がある個体に出逢えませんでした。

−同じ科の植物−

 2013.4.14  群馬県   2013.4.14  群馬県 
   花芽を10個ほど付けていました。 2013.4.14  群馬県  
 2013.4.17  東京都奥多摩    2013.4.17  東京都奥多摩
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