アオヤギソウ

ユリ科 シュロソウ属 
    APG分類ではシュロソウ科

 
2010.7.6 秋田県   2010.7.6 秋田県


山地の林下や湿った草原などに生える多年草で、高さは50〜100センチ。葉は茎の下部に集まり、長楕円形〜卵状長楕円形、先は尖り、基部は次第に細くなり、鞘になって茎を抱く。
花は茎の先に円錐花序となり、黄緑色で直径8〜10ミリの花を多数付ける。花被片は長楕円状倒披針形、雄花と両性花がある。雄しべは花被片の半分の長さ。花期は6〜8月。中部地方以北〜北海道に分布する。

〜徒然想〜

撮影後の整理が悪く、収載を見落としていた花の一つです。
東北の早池峰山、秋田駒ヶ岳、鳥海山などを巡る花旅は、会社のリフレッシュ休暇と称する長期休暇と高速道どこまでも1000円が重なって8日間ほど楽しみました(「花紀行 東北三山」参照。)
いずれも花の名山で、撮った花は数知れません。アオヤギソウは、置き忘れてしまったようです。
高山型にタカネアオヤギソウがあります。草丈が低く、花序の苞が花序より長いとされています。ただ、背丈は並べてみないと分かりません。

−同じ科の植物−

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