オオバナノミミナグサ

ナデシコ科 ミミナグサ属

 
2008.5.24  北海道   2008.5.24  北海道


海岸の草原や岩地に生える多年草で、高さ50センチほどになる。葉は無柄で卵形〜長楕円状披針形。
花弁は白色で先が2裂する。ミミナグサの仲間だが、花ははるかに大きく、径2〜2.5センチ。花期は5〜7月。北海道、本州北部、九州北部に分布する。

〜徒然想〜

先行車の二人がいきなり車を降り、民家の軒下に咲く白い花を撮り始めました。何で庭先の園芸種を撮っているのだろうかとも思いましたが、植物に詳しい二人のこと、何かあるのだろうと、車の中から撮影です。
観察地の駐車場にも群生していて、二人から私はなぜ撮らなかったのかと問われました。車の中から撮りましたと答えたら、あっ、ズルをした!との反応。 ”ズル 懐かしい言葉です。
ミミナグサの名が付きますが、私は高山に咲くタカネツメクサを連想しました。
アポイ岳方面に向かう海岸道路脇に群生していました。

似た花にオオミミナグサがあります。花はやや小さく、葉は幅広く三角状です。

−同じ科の植物−

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