バイカウツギ

ユキノシタ科 バイカウツギ属
   APG分類ではアジサイ科
山地の川沿いなどに生える落葉低木で、高さは1〜3メートルほどになる。葉は対生し、葉身は卵形〜長楕円状卵形、先は尖り、縁には浅い鋸歯がある。3〜5行脈が目立ち、やや硬く、表面には微毛が散生する。
花は白色、4弁で(ウツギは5弁)、直径3〜5センチ。花期は6〜7月。果実は刮ハ。

〜徒然想〜

名前のとおり、梅の形をした大きな柔らかい花を付ける。白い花が美しいので、庭木にされることが多い木です。
北岳では、沢沿いの樹林帯にありました。身長180センチの私が見上げるほどでしたから、2メートルは優に超えていたでしょう。
下山を急ぐ足を止め、しばしの撮影休憩です。傍らに沢が流れることもあって、白い花がひときわ冷ややかに感じられ、清涼感が体を突き抜けます。

−同じ科の植物−

2007.7.29 山梨県北岳
   2006.7.15 長野県八ヶ岳
 
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