ヒメキンミズヒキ

バラ科 キンミズヒキ属

 

2006.9.23 東京都裏高尾   2006.9.16 東京都奥多摩

山地の林下などに生える多年草で、高さは30〜80センチ。葉は茎の下の方に集まり、奇数羽状複葉で小葉は3〜7個からなる。小葉の葉身は楕円形〜倒卵形で、先はあまり尖らず、円みのある鋸歯がある。
花は総状にまばらに付き、黄色の5弁花で直径5〜7ミリ。雄しべは5〜8個。花期は8〜9月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

登りは谷の沢沿いの道を選び、下りは陽当たりのいい林道を選びました。当たり前のことですが、植生はずいぶんと違います。
林道脇にはツリフネソウヤブタバコなどの初秋の花が現れます。黄色いキンミズヒキも盛りで、彩りを添えています。
・・・と、キンミズヒキにしては貧粗な花付きの一群に出逢います。背丈は10〜25センチほどで、葉は根元に付き、小葉は3枚、花は疎らに付いています。
最近は、少しでも様子が違う花に出逢うと、カメラに収めることにしています。何度も、撮っておかなかった後悔をしているからです。

−同じ科の植物−

 2006.9.16 東京都奥多摩    2006.9.23 東京都裏高尾
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