カワラマツバ
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アカネ科 ヤエムグラ属

 
2003.7.27 長野県車山   2004.8.21 長野県蓼科
日当たりのいい草地などに生える多年草で、高さは30〜80センチ。葉は2枚が対生し、同形の托葉が付き、8〜10枚の輪生となる。葉は線形で、先端に短い刺がある。
花は枝先や葉腋から短い花柄を出し、円錐花序に多数の花を付ける。花冠は白色〜クリーム色で、直径2ミリほど、4裂する。花期は7〜8月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

キバナノカワラマツバの花が白い品種で、混生して生えることがあります。北海道の羅臼岳を横目で見ながらの舗装道脇でも、白と黄色が混生していました。
花が白い品種と言われますが、やや黄色みを帯びています。葉は10個以上が輪生していますが、対生する2枚の葉と2〜8枚の托葉で、いずれも同形で区別はつきません(ヤエムグラ属の特徴)。
キバナノカワラマツバの変種や品種には、本種のほかエゾノカワラマツバ、チョウセンカワラマツバがあり、花の色や種子の毛の有無で分けられています。

−同じ科の植物−


 2012.7.23 北海道   2012.7.23 北海道
葉に枝が出ている
 
 
 2012.7.23 北海道    2012.7.23 北海道
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