シバナ

シバナ科 シバナ属

海岸の塩湿地に生える多年草で、高さは15〜50センチ。葉は根元から出て、細長くて長さ30センチほど、肉質で、断面は半円形〜三角形。
花は直立した花茎の総状花序に多数付く。花期は6〜7月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

広大な原生花園の一角には塩湿地が広がっていました。
アッケシソウはまだ紅葉していません。地に這う小さな花はウシオツメクサを期待しましたが、ハマツメクサのようです。
エゾツルキンバイの黄色はよく目立ちましたが、この地での主役はシバナでした。ほうき状に葉と花茎をのばし、群生を作っています。

漢字は「塩場菜」があてられています。菜の字が入るので、食用にもなっていたのかもしれません。葉は肉質で、小ネギのようです。

−同じ科の植物−
2012.7.24 北海道
2012.7.24 北海道 混じるのはエゾツルキンバイと葉 2012.7.24 北海道
 2012.7.25 北海道   2012.7.24 北海道