トキワサルトリイバラ (トゲナシサルトリイバラ) |
ユリ科 シオデ属 |
海岸〜山地の林縁などに生えるつる性の低木で、長さ50〜200センチ。、サルトリイバラに比べ茎に刺がほとんどない変種。葉は互生し、楕円形〜腎円形、先はやや丸いか凹み、全縁で無毛。托葉から変わった巻きひげがある。 雌雄異株で、葉腋から集散花序を出し、多数の花を付ける。花被片は6個、淡黄色で長さ4ミリほど、上半分は反り返る。花期は3〜4月。関東地方以西〜九州、小笠原諸島に分布する。 〜徒然想〜 ハチジョウツレサギを探して藪こぎしますが、サルトリイバラと気がつかないほど引っかかりがありません。すでに花はほぼ終わっていて、わずかに咲き残った花をみつけ撮影しました。 花はサルトリイバラとほぼ同じに見え、巻きヒゲもみられます。葉は繁るほどに大きく展開しています。 別の場所では岩の上を這い、淡い緑の実を付けていました。この実は、いずれ赤く熟していくのでしょう。 標準和名はトキワサルトリイバラということを知り変更しましたが、トゲナシサルトリイバラの方が馴染みがあります。 −同じ科の植物− |
|
2010.5.8 東京都 |
![]() |