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      コウシンヤマハッカと同様にイヌヤマハッカの変種で、葉形がコウシンヤマハッカに近いが鋸歯の数が少なくなるもので、長野県木曽谷一帯に分布する。伊那谷では区別が困難(改訂新版「日本の野生植物5」)。花期は9〜10月。 
       
      〜徒然想〜 
       
      「ヤマハッカの仲間」のストック画像を整理していて、本種ではないかと思われる一連の画像がみつかりました。撮影地は岐阜県で、この日は美濃地方をぐるっと巡り、ハガクレツリフネ、ミカワシオガマ、ワタムキアザミなどを撮影しています。 
      本種はコウシンヤマハッカと思いながらも同定できず、「ヤマハッカの仲間」として埋もれていました。 
      鋸歯が粗く少ない特徴、撮影地から本種としていいものと考えます。 
      参考にしたのは「野山の花たち -東北と関東甲信越の花-」で、いつもお世話になっております。また、改訂新版「日本の野生植物5」(平凡社)にも掲載されています。 
       
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