オキナワスズムシソウ

キツネノマゴ科 イセハナビ属

2007.3.18 沖縄県(本島) 2007.3.18 沖縄県(本島)

足下に高さ10センチほどの白い筒型の花が見える。森の中の渓流は、コケや若葉のみずみずしい緑で満ちている。その中で白い花はよく目立つ。
水のきらめきに照らされ、白く輝いている。近くにはヤクシマスミレサツマイナモリも白く輝いている。
帰宅後調べると、この植物は草丈1メートルにもなるという。出逢いは信じられないほど可憐な姿でした。

常緑樹林の林下などに生える半低木状の多年草で、多くの枝を出し直立する。葉は広披針形〜長楕円形で、先は長く伸び、基部は次第に狭まって葉柄につながる。縁には浅い鋸歯があり、裏面にはやや密に毛がある。
花は茎頂又は葉腋に短い穂状花序か単性する花をつける。花冠は淡紅紫色か白色。
奄美、沖縄に分布する。

−同じ科の植物−

2007.3.18 沖縄県(本島)
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