ボタンネコノメソウ |
ユキノシタ科 ネコノメソウ属 |
ホクリクネコノメソウを母種とする、山地の谷沿いなどに生える多年草で、高さは10センチほど。葉は円形〜楕円形で、表面の脈が目立つ。上部の苞は鮮黄色。 萼片は4個で、暗赤褐色。雄しべは8個で萼片より短く2/3ほど、葯は黄色。花期は4〜5月。岐阜以西の日本海側に分布する。 〜徒然想〜 イワザクラが咲く山の沢沿いや山の縁に咲いていました。ミカワチャルメルソウやミヤマカタバミなどもちょうど花を開いていて、イワザクラの余韻に浸る間もなく撮影に取り組みます。 ボタンネコノメは黄色が鮮やかで綺麗です。暗い沢に、明かりが灯るようです。 2009年は、新潟のホクリクネコノメソウ、ヤマネコノメソウに始まり、岐阜のヒダボタン、滋賀のヒメヒダボタン・・・と、ネコノメソウの仲間を見る機会が多かったようです。花弁がない植物なのに、いずれも綺麗な黄の色をもっています。 ネコノメソウの美しさを見直し、改めてネコノメソウの仲間を整理することにしました。 −同じ科の植物− |
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2009.4.11 岐阜県 |
2009.4.11 岐阜県 | 2019.4.28 滋賀県 |
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