ホソバノアマナ |
ユリ科 チシマアマナ属 |
山地の草原に生える多年草で、花期は5〜6月。花茎の高さ10〜25センチで細く、ひろっとしている。 茎の先端で分枝し、白花を1〜5個つける。花被片は長楕円形で長さ1〜1.5センチで、腺体がない。 花被片に腺体があるチシマアマナの仲間です。 〜徒然想〜 山の案内人が、“ここにアマナがあるよ!”と指を指します。見ると、ひょろっと、頼りなげなアマナがそこにありました。 縁なく、自生のアマナには出逢ったことがないので(2006年現在)、勇んで写真を撮ります。しかし、考えてみると今は5月も末。いくら八ヶ岳でも、アマナの花期には遅いでしょう。 案内人のいうアマナはホソバノアマナでした。 タデスミレなど、すみれ類が多いこの林道はホソバノアマナもよくみられました。林の縁にたおやかに立ち上がる姿に、沖縄など、遠方からの花仲間が感嘆の声を挙げていました。 −同じ科の植物− |
|
2006.5.27 長野県八ヶ岳 |
2006.6.3 長野県八ヶ岳 |
もっとこの花を見る → |