シュロソウ

ユリ科 シュロソウ属 
   APG分類ではシュロソウ科
 
2003.7.27 長野県車山   2008.7.20 群馬県尾瀬


山地の林下や湿った草原などに生える多年草で、高さは50〜100センチ。葉は茎の下部に集まり、長楕円形。
花は花茎の先に円錐花序になって付き、花被片は暗紫褐色。花期は6〜8月。本州〜北海道に分布する。

〜徒然想〜

車山高原ではよく出逢えます。でも、風に揺れていることが多く、撮りにくい花の一つです。そして、写真が少ない理由は、あまりきれいに感じないことです。
距離を置くと枯れ草のように見えます。でも、近付くと、花は5弁の星形で、なかなか深みのある姿をしています。

背の高さは1メートルにもなることがあります。高山型にタカネシュロソウがあり、こちらは高さが20〜40センチです。
ある東北の高山に、シュロソウが群生していました。花色が緑色のものも並んでいます。高山だからタカネシュロソウと思いましたが、いずれも1メートルほどなので、シュロソウとアオヤギソウでしょう。

−同じ科の植物−

   2003.7.27 長野県車山  
2009.8.7 伊吹山 2003.7.27 長野県車山(画像にポインターをおいてください)
2008.7.26 山形県 2008.7.26 山形県
     
 2008.7.26 山形県    2008.7.26 山形県