” 花 紀 行 ”
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<ヒナザクラ>
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目的の場所に来て愕然としてしまいました。
タカネスミレが見られません。
葉は沢山見られるので、場所は間違っていない
はずです。
一帯は既にコマクサに置き換わっていました。
先日のうすゆき山荘での情報はどうなった
のでしょうか。
咲き残りを探します。
ようやくみつけた数輪ですが、
ゼロとは大違いです。
腹ばいになっての撮影が続きます。
後で気付いたのですが、タカネスミレの群生地は
別の場所にもあったのかもしれません。
思い当たる場所があります。残念!
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” その2 秋田駒ヶ岳とその周辺 ”
北海道大雪でよく見られたイワブクロが、
ここでも見られました。
礫地に生える様子は同じです。
早池峰山のうすゆき山荘では、前日に秋田駒ヶ岳に登った4人の方と同宿になりました。
“タカネスミレは沢山咲いていましたよ!”の情報にうれしくなりました。
楽しみ倍増で秋田駒ヶ岳に向かいます。
秋田駒ヶ岳は、この時期は平日でもマイカー規制がありますが、駐車場からバスで8合目まで登れ、大変楽です。
10人ほどがバスを降り、それぞれゆっくりスタートです。
山は白い雲がかかっていますが、雨雲ではなさそうです。
緩やかな傾斜道を花散歩モードでゆっくり進みます。道沿いには、多くの花が見られました。
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まだ咲き始めたばかりで、赤い縁取りがきれいです。
秋田駒ヶ岳には葉裏が無毛で淡緑色のケナシハクサンシャクナゲが産することを、あとで知りました。
白花と思われるものもありました。
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秋田駒ヶ岳では、予定の花は全て見られましたし、バスの時間に合わせ、早めに下山することにしました。
せっかくここまで来たのですから、乳頭温泉に入りたかったのです。
バス停駐車場から20分ほどです。
明るいうちに入る乳白色の露天風呂は格別です。
早池峰山と秋田駒ヶ岳の花たちを想い浮かべながら、疲れを癒します。